古代インド発祥の精神と肉体の鍛錬、修行法。
ヨガの基本は呼吸と姿勢、そして瞑想によって心身のバランスを安定した状態に結びつけていくこと。
現代では最新のエクササイズとしてのヨガが注目を浴び、主にダイエットの方法として定着しつつあります。
人間にとって生きていく為に、大切な呼吸。
この欠かせない行為に着目してヨガでは呼吸を意識して行いコントロールすることで
心と体の結びつきを深めていく訓練をすることをプラーナーヤーマと呼びます。
ヨガの種類も様々ありその流派の教えで呼吸法も変わりますが最も使われているのが腹式呼吸です。
腹式呼吸のやり方
1.まず背筋を伸ばします。鼻からゆっくりと息を吸います。
この時にお腹に手を当てながら行うとお腹の動きが分かり吸い込みやすくなります。
(初めてやる方や慣れていない方は寝転がって行うとコツが掴みやすいです)
2.次に口からゆっくり息を吐き出していきます。
お腹を凹ましながら入れた空気を出し切るつもりで行うと吐き出しやすくなります。
吸い込むときよりも時間かけて吐き出すことが大切です。
(例として5秒吸ったら、10秒かけて吐くイメージで)
初めは5回もすると結構疲れてしまうので、徐々に回数を重ねていきましょう。
無理をせず、その日の体調や気分に合わせて行うことをオススメします。
ヨガでは「瞑想」も欠かせない要素です。心を静かにして落ち着かせることによって、集中力を高めさせ感情のコントロールが上手く出来るようになっていきます。
一時的なブームで終わらず何千年と受け継がれてきたヨガの奥深さに今なお多くの人が魅了されています。